Direct2DのWindowシステムを作ってみました。リンク
UWPはHWNDが消えたため、裏の仕組みを想像しながらDirect2Dで実装しました。

Windowシステムの肝はキャプチャーの仕組みです。
キャプチャーとはWindowsメッセージを一時的にあるオブジェクトに集中させる事を意味します。

UWPではWM_PAINTなどのWindowsメッセージが消えてなくなっていますが、不便なので仮想でApp.cpp内で再作成してすべてのコントロール類にSendすることで、昔(WIN32)と同じ仕組みになっています。

Textboxのチカチカが表示されている間は、キーやマウスのメッセージはTextboxに集中させなければなりません。
同じくComboboxで候補が表示されている時、MessageBoxも同じでメッセージはそのコントロールに集中させなければなりません。

メッセージの扱いはコントロールのクラス内では収まらないため、その上位のクラスで管理します。

テストしてませんが、ARMでも動作するはずです。
VSのTemplateに付いていたSampleVertexShader.hlslなどは使用していません。不要です。

Sybilという名前は、いつもですが命名に悩むのでたまたまかかっていた曲(Sybil - When I'm Good And Ready)をつけました。